HSP(敏感な人)はどうすればいいの?対処方法は長所と考えること

Photo by Simon Migaj from Pexels 生活

私は自分がHSP(敏感すぎる人)の気質に当てはまると気付いたことで、今まで悩んでいたことがかなり楽になりました。気になりすぎるのは自分の気質によるものだと分かったからです。

しかし自分がHSPの気質を持っていると自覚をしても、この気質特有の悩みがなくなる訳ではありません。
でもHSPは病気ではなく気質ですので、治すものではないんですよね。

今回の記事は、敏感であることはしょうがない。では気になりすぎることをどうにか楽しめないか?というお話です!

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敏感な人であることは長所!

rawpixelによるPixabayからの画像

学生の頃、飲み会などの集まりによく呼んでもらっていました。

私は場を盛り上げるようなムードメーカーでもないし、どちらかというと口数の少ない方です。

嫌ではなかったのでそこそこ参加していましたが、仲のいい子があまり居ない会でも誘ってもらっていたので楽しい反面毎回なんか疲れるなと思っていました。

ある日誘ってくれた子に聞いてみました。

[char no=”1″ char=”榛”]いつも意外なメンバーでも誘ってくれるよね[/char][char no=”3″ char=”友達”]榛は誰が居る集まりでも場を乱さないから誘いやすいんだよね。
空気調整してくれてるみたいな安心感ある![/char]

これを聞いて
「周りに気を遣って疲れてたけど、これって私の長所なのかも」と思ったのです。

敏感な人であることを楽しむ手順

pixabay

敏感すぎるというのは長所なんだと気が付いた私は[char no=”1″ char=”榛”]これは楽しもうと思えば楽しめるのでは?[/char]と思い実践してみました。

これがなかなか楽しかったので、どのように実践したかをご紹介します!

1)空気を読むのが「得意」だと思う

気付きすぎてしまってストレスになることが多いですが
敏感な人は他人の感情や場の空気を読むことが得意です。

  • ちょっと怒ってるな
  • つまらなさそう
  • 話したそうだな

こういったことにいち早く気付けてしまいます。

これは人より長けている長所なんです。
敏感すぎることは欠点だ、この気質によって生きづらい…と思う方も多いと思います。
しかし自分の「得意」なことなんだと思ってみると少し楽しくなってきます。

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2)展開を予想をしたら、見方を変える

空気を読んで、展開を予想して、心配してしまっていませんか。
私は勝手にハラハラドキドキしていました(笑)

例えば先ほどの例でいうと

  • ちょっと怒ってるな
    このままだと喧嘩になってしまうかも
  • つまらなさそう
    あの人が楽しめないままこの場が終わってしまうかも
  • 話したそうだな
    話をはじめられそうな空気にはならなさそうだな

こんな感じです。

要らない心配することによって疲れてしまいますよね。
この見方を変えてみてください。

心配するだけでなく、「自分が空気を変えるにはどうするか」という見方です。

今の時点でその場の空気が気になって仕方がないのはおそらく自分だけ。
つまり自分は、他人が気が付かないレベルの雰囲気の変化をなんとかできてしまう人なのです!

3)空気を変えるために行動してみる

「自分が空気を変えるにはどうするか」を考えてみると

  • ちょっと怒ってるな
    喧嘩にならないように少し仲裁に入ろう
  • つまらなさそう
    確かこういう話題が好きだったな話題を変えてみよう
  • 話したそうだな
    なんとか話を振ってみよう

こんな感じになります。

ハラハラドキドキ見守るだけじゃなくて、自分が空気を入れ替える空調機になったような気持ちで行動してみます。嫌な空気を予想して、予防するのです

行動してなんとかすると、自分も気になっていたことが解消され、場の空気も良くなって一石二鳥。
私はここで「うまくやれたな〜」という達成感を感じますし、「気がついてくれてありがとう」と言ってもらえることもあります。

人よりも早く気がつくことを特技として、その特技をうまく使いこなすことを楽しんでみてください。

空気を変えられる人を目指す

pixabay

実践してみると、最初は空回りして余計に疲れてしまうかもしれません。
自分が何かアクションを起こす勇気がなかなか出ないかもしれません。

まずは一対一で話すとき、気の知れた友達との集まりなどでお試ししてみてください。
自分が直接関わらなくても、他の人に「このままだと悪い空気になってしまうよ」とそれとなく言ってみたり、周りに教えてあげるだけでも変わってきます。

敏感な人の感覚で微妙に感じるレベルの他人の不機嫌オーラは、その他の人では全く気が付いていない可能性が高いのです。

人知れず空気を調整する空調機のような人を目指してみると、疲れるだけだった人付き合いの場も楽しくなってきますよ。
「そろそろ空気が悪くなるかもよ」とお知らせする予報士になるのもいいですね^^

敏感な気質を楽しんでしまう考え方まとめ

pixabay

敏感な人は他人の感情やその場の空気の微妙な変化に反応して、心配して、疲れてしまう人が多いです。
それが悩みの種なのですが、見方を変えると感情や空気の微妙な変化を読む力があるということです。

そのことに気がついて、さらに上手に力を使いこなすことができれば、自分も周りも過ごしやすい空気を作り出すことができます。

人と会う時毎回いつでもしなければならないというわけではありません。
たまにはHSPという敏感すぎる気質を楽しんでみるのもいいのではないでしょうか^^

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